こんにちは! 6月22日土曜日、南箕輪村消防団は消防署講習会として、「非常招集訓練」を実施しました。
近年、村内での火災発生件数は減少傾向にあり、それは素晴らしいことなのですが、その一方で現場での活動経験が少ない団員が増えているという実情もあります。そんな状況に対応するため、今回の訓練は「もし火災が発生したら、消防団が現場でどのように動くべきか?」を具体的にイメージできるよう、火災を想定した形で実施されました。
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訓練の目的と内容
今回の訓練の大きな目的は、火災発生時に消防団が迅速かつ的確に活動できる体制を整えること。特に、上伊那広域消防本部との連携についても全体で確認し、いざという時の協力体制を強固にしました。
訓練場所は南箕輪村南箕輪浄化センターと天竜川洲。具体的な訓練内容は以下の通りです。
• 本部の立ち上げ、現場指示について: 指揮系統を確立し、現場での指示系統を徹底。
• 送水や器具取り扱いなどについて: 実際の消火活動に必要な水利の確保、ホース延長、放水、各種器具の取り扱いを実践。
ご指導いただいたのは、上伊那広域消防本部伊那消防署様、そして晴海産業株式会社様でした。
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リアルな想定で得た貴重な経験
訓練当日は、まるで本物の火災発生かのような連絡を受け、各分団はそれぞれの屯所から火災想定現場へと出動しました。現場に到着した分団から順に、本部からの指示を受けながら水利の確保、中継送水、そして放水までの一連の流れを実施。
火災現場を変えて非常招集訓練を2回実施したことで、多様な状況への対応力を養いました。訓練後には、講師の方々から具体的な注意点や実践的なアドバイスをいただき、団員一人ひとりが深く学びを深めることができました。
特に、実際の火災現場を経験したことのない団員にとっては、今回の訓練が火災現場での消防団の動きや連携体制を肌で感じる貴重な機会となりました。分団ごとにも連携を取りながらの送水訓練は、チームワークの重要性を再認識させてくれました。
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村の「生命」と「財産」を守るために
厳しい暑さの中での訓練、団員の皆さん本当にお疲れさまでした!
南箕輪村消防団は、皆さんの生命と財産を守るため、日頃からこうした訓練に励んでいます。これからも、地域防災の要として、より一層精進してまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
何か防災に関して気になることがあれば、お気軽にお声がけくださいね!
以上、南箕輪村消防団広報班でした。
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