水難救助訓練~救助資材編~

猛暑が続き水辺で過ごす機会が増えるため、また、出水期を迎え水害リスクが高まるこの時期に消防団では水難救助訓練を実施しています。7月13日に実施した訓練の様子をお伝えします。

先月の訓練に引き続き、伊那広域消防署員と南箕輪村内の防災用品店の晴海産業様を講師に水難救助と救助資機材訓練を行いました。内容が濃いため2回にわけて更新します。

~救助資材編~

森の中でチェンソーの取り扱いと、重量障害物の除去の訓練を行いました。

各部に配備されたチェンソーで倒木処理の基本を学びます。
最初の関門は起動するところ。オイルや燃料がない、エンジンがかからないといったトラブルも…

新入団員の女性でも、エンジンがかかれば切ることは意外と簡単⁉
安全に処理するには習得するべきスキルが山ほどありますが、経験を積んで自信をつけることが大切です。


安全に使うにはメンテナンスも大事です。
上の写真の切り粉、左と右どちらがいい切れ味の状態でしょうか?


こちらは救助資機材の取り扱い訓練。

重量物に人が挟まれています。さあ、みなさんで力を合わせて救助してください!

各々が積載車から救助に使えそうなものを持ち寄ります。
同じ消防団でも所属する部によって装備は異なります。

始めてお目にかかるこの箱の中身は…

未開封の新品装備✨
使用機会がなければいいですが、訓練で使わないと本番で活用できないので、ガンガン使っていきましょう!

「枕木やホース、用途が決まっていると思い込まず、使えるものは何でも使う!」
生命や財産を守る活動に、手段をためらうことはできません。

力と声を合わせてヨイショ!

こちらは本部で所有しているジャッキ。軽い力で大きなパワーを得られます。
ジャッキというと物を持ち上げるイメージがありますが、開口部を拡げる、2つのものを引き寄せる用途にも使えそう🤔

実際に訓練すると色々な資機材があり、活用方法があるなと勉強になりました。

~水難救助編~ へ続く…

南箕輪村消防団

長野県南箕輪村の消防団活動を広報するページです

0コメント

  • 1000 / 1000